親子2代でグッチを愛用

元来、私の母がグッチのファンで、イタリア旅行に行った時もグッチ本店で財布やスカーフを買ったと言って嬉しそうに見せてくれたものでした。
その後、私が大学入学のため上京する時に「これを持っていきなさい」と言って薄い四角な箱を手渡されました。薄っぺらなケースの中にはグッチのスカーフが1枚入っていたのです。それまではスカーフなんて身につけたこともなかったけれど、友人たちと出かける際に首に巻いてみました。ちょっと大人になったようなくすぐったい感じがして照れ臭かったのですが、友人たちから「そのスカーフは本物のグッチなの?」と称賛の声も聞こえてきて、自分がワンランクアップしたようないい気分になったものです。
上質のシルク100%を使用しているので、ふんわりと柔らかい風合いで肌にしっとりと馴染むところが親子共にとても気に入っています。他のメーカーも同じくシルク100%なのに硬くてごわごわしているので、付け心地が全く違うのが不思議に思えてしまいます。
さらに、学生の特権を利用して私もイタリア旅行に行き、グッチ本店でスカーフを買ってきて使用しています。私が選んだものは、少し可愛らしい柄と色合いなので、母には内緒にしています。
グッチ自体は数年前に経営者が変わり、デザインや販売方法なども少し変わったこともあって、母も私もしばらくはグッチから離れてしまいました。単なる幾何学模様や地味な色合いになってしまい、母もとても不満に感じていたようです。
しかし、昨年新しいデザインのスカーフが発売されると、また以前の心踊らされる素敵な模様が描かれていて、雑誌で見た瞬間にビビッときたのです。
さっそく新宿のデパートにスカーフを見に行って、ベースがベージュの品を買ってきました。ちょうど母の日が近かったこともあって、それを母の日のプレゼントに贈ってしまいました。母もグッチのスカーフが高価なことを知っているので、恐縮してまだ1度しか身につけていないとのことですが、気にせず使ってもらえたらいいな、と思っています。
親子2代でグッチのファンなのですから、これからも慢心せずに斬新なデザインを作り続けてほしいと願っています。